フルクトゥス

■即興ユニット「フルクトゥス」
アーティスト山田裕子の即興ダンスに私が即興チェロで唱和するユニットの名称。ラテン語で「大波」の意。2022年1月に事実上活動を開始し、2023年の1月にユニット名を決定した。

■山田裕子
造形作家、パフォーミングアーティスト
高校時代から二科会に出品。その後一陽会会員を経て現在東京展委員。公募団の他はAU やインパクトアートへ参加、海外の作家との交流を深めた。
個展、グループ展多数。国内外のアートフェスやアートフェアへ出展。平面、立体、更に空間演出するインスタレーションを行なう。
クラシックバレエを三樹和子氏、橋浦勇氏に師事。自分の演出した空間にてパフォーマンスをする事で更に空間を作り上げていく事を行う。現在、即興演奏とともに即興パフォーマンスを行う事でさらなるイメージの拡がりを模索している

■ジョヴァンニ・スキアリ(佐藤史土)
幼少よりピアノのレッスンを受け、作曲とチェロを独習する。学生時代、環境音楽家の故・吉村弘らと「麗会」にて即興演奏を手がける。
主要作品 < >内は初演会場:
2001 バリトンとオーケストラの為の歌曲「ノオト」(室生犀星詩)
(石川の三文豪によるオーケストラ歌曲作品コンクール参加作品)
2003 弦楽四重奏曲 イ短調 <泉の里コンツェルトザール>
2007 ピアノ連弾の為の前奏曲とフーガ「山鳥の宴」<横浜市イギリス館>
2012 弦楽四重奏の為の「ポリフォニー工房」<横浜市イギリス館>

■■■パフォーマンス内容
山田裕子の即興ダンスをジョヴァンニが観て、その印象を基に即興で音を紡ぎ出す。逆にジョヴァンニが出した音を山田裕子が聴いて、その印象を基に即興でダンスする。この双方向のやり取りを積み重ねてゆく。